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呉服で作った「宝船」は、東海地方の結納品の一品として多く用いられてきました。一般には、結納品を購入頂くときに一緒にお求めいただいております。今回は、ご親戚の方からお祝いの品としてお求め頂き作らせていただいたお品です。
披露宴が自宅の広間で行われるとき、艶やかな宝船はお祝いの席を飾っておりました。
呉服細工の特徴は、呉服の材料を使いはさみを一切入れずに宝船を仕立てることです。ご結婚後は、解いて各材料に戻して呉服に使います。長襦袢生地は湯のしして長襦袢に仕立てます。
宝船の材料としては、長襦袢生地・帯締め・帯揚げ・半襟・腰ひも・舞扇子が使われています。
昔は東京でも販売されていましたが、今は東海地方の結納品の一品と思われています。当店本店では、宝船を見て頂くことが出来ます。
結納焼納会は、毎年12月12日「事納めの日」に行われます。本来、婚礼後最初のお子さんが生まれた時に結納品を産湯を炊くときに燃やして子供さんの出産を祝ったものです。最近では、ご自宅の出産も少なくなり湯を沸かすことは無く、各地域で結納品を焼納しております。
西濃地方では、大垣市青野にあります美濃国分寺の境内にて写真のようにご住職様に「家内安全」「子孫繁栄」のご祈祷をして頂き 、焼納させていただいております。
今行事は、大垣さし源はじめ西濃地方の結納屋さんで作っている結納儀用品式組合が主催しております。例年、国分寺入り口・境内に11月上旬に案内板を設置してお参りにお越しいただく参拝者の方々にもお伝えしております。詳しくは、弊社各店にお尋ねください。
当日都合のお悪い方については、大垣さし源にて前もってお預かりもさせて頂いております。