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呉服で作った「宝船」は、東海地方の結納品の一品として多く用いられてきました。一般には、結納品を購入頂くときに一緒にお求めいただいております。今回は、ご親戚の方からお祝いの品としてお求め頂き作らせていただいたお品です。
披露宴が自宅の広間で行われるとき、艶やかな宝船はお祝いの席を飾っておりました。
呉服細工の特徴は、呉服の材料を使いはさみを一切入れずに宝船を仕立てることです。ご結婚後は、解いて各材料に戻して呉服に使います。長襦袢生地は湯のしして長襦袢に仕立てます。
宝船の材料としては、長襦袢生地・帯締め・帯揚げ・半襟・腰ひも・舞扇子が使われています。
昔は東京でも販売されていましたが、今は東海地方の結納品の一品と思われています。当店本店では、宝船を見て頂くことが出来ます。